2021年の3月11日で東日本大震災からちょうど10年にあたります。
東日本大震災ではマンション建物被害は比較的少なかったのですが、直下型の阪神淡路大震災や熊本地震では大きな被害が生じた事例もあり、特に高経年のマンションについては耐震性の確認が重要です。
また、建物被害が軽微な場合でも電源やエレベーターの復旧の遅れ、非常用品の不足などにより不便な生活を強いられたことも少なくなかったようです。
また、昨今では大雨や台風等の水による被害が急増しています。タワーマンションの地下の電気設備が大雨で冠水して故障したためにエレベーターや給水設備などのライフラインが長期間利用出来ないことがニュースになりました。
最近では、多くの自治体が防災マニュアル作成の手引きなどをHPに掲載しており、マンション管理センターでも「マンション管理組合のための震災対策チェックリスト」をHPに掲載しておりますので、一度ご覧いただくことをお勧めします。