今回ご紹介するパキラハウスの「かさ上げ台設置サービス」は、文字通り洗濯機下部にかさ上げ台を設置するサービスです。
マンションで定期的におこなわれる雑排水管清掃。作業員から「お宅の洗濯機は大きすぎて洗濯機下の配管は掃除ができない」と言われた経験はありませんか?
ドラム式などの大型洗濯機の普及により、洗濯機の下の排水口が隠れてしまい排水管清掃が実施できない問題が発生しています。長年放置されると配管につまりが生じ、階下への漏水事故が発生する恐れがあります。
現実的な解決方法は、洗濯機の下にかさ上げする台を設置して、清掃おこなうクリアランスを設けることですが、ご自身で重い洗濯機を持ち上げて作業をおこなうのは簡単なことではありません。
従来は、かさ上げをプロに依頼する場合には、排水管清掃業者や洗濯機の設置時に高額な費用を支払う必要がありました。
一方でパキラハウスの場合には、専門事業者としての技術と施工実績が豊富なため、比較的低コストかつ、安全な作業を実現します。パキラハウスのように「かさ上げ」を専門で行っている事業者は他に聞いたことがありません。
■マンションの排水管清掃とは
分譲マンションの多くは、排水管内の詰まりや汚れを除去するために、管理組合が手配して定期的に排水管清掃を実施しています。頻度はマンション毎に異なりますが年1回程度の周期でおこなわれるのが一般的です。
具体的な作業方法を説明すると、マンションに横付けした高圧ポンプを装備した高圧洗浄車からホースを伸ばし、作業員が各住戸を回ります。
住戸内では、台所、お風呂、洗面所、洗濯機周りの水回りを中心に、排水口からノズルを差し込み高圧の水を噴射し、噴射力で管内の汚れ、付着物を除去、洗浄します。
■ドラム式洗濯機は配管清掃が困難
最近の洗濯機は多機能な反面、大型化の傾向にあります。人気のドラム式洗濯機の場合には防水パンに収まったとしてもスペースに余剰がなく、これでは防水パンの排水口に洗浄のためのホースを差し込むことができません。
また、日常でも洗濯機下の隙間が狭く掃除が極めて困難です。汚れを放置するとカビやホコリが溜まり、防水パンにカビが生じることがあります。
■古いタイプの防水パンの場合には要注意
洗濯機置場に置いてある防水のためのトレーを「防水パン」と呼んでいます。
・かさ上げ台が必要となる防水パンの種類は大きく分けて2つです。
一つ目は四隅が高くなっている640×640のサイズのタイプ。そしてもうひとつは、2層式洗濯機向けの四隅が無いフラットタイプです。
フラットタイプの場合には排水口の位置によって、かさ上げ台を設置してもクリアランスが確保できないことがあるので、事前確認が必要です。
■ドラム式洗濯機は配管が詰まりやすい!
下階への漏水事故の大半は洗濯機周りで発生しています。特に、節水を売りにしているドラム式洗濯機は排水量が少ないので糸くずや汚れを流す力が弱く詰まりを起こしやすい傾向にあります。
また、乾燥機能を多く使う為糸くずが出やすいことも影響しています。排水管が詰まると洗濯機からの排水が逆流して防水パンのフチを越境して、階下への漏水事故につながります。
洗濯機専用のかさ上げ台を設置することで、洗濯機を10cm程度持ち上げることができます。これにより洗濯機と防水パンの間に隙間ができ、マンションで定期的に実施する排水管清掃が受けられる他、日頃のお掃除も楽におこなえます。
かさ上げ台を設置することで防水パンと洗濯機の間に隙間ができるため、手の届きにくかった排水口や防水パンの掃除をご自身で行うことができるようになる。
■パキラハウスの「かさ上げ台設置」サービス
洗濯機の下に「かさ上げ台」を設置して、洗濯機下の排水管清掃が出来るようにするサービスです。
1.お申込みについて
各住戸単位でも個人でも申し込みができますが、排水管清掃はマンション全体でおこなうことが効果的です。管理組合(理事会)でアンケート等をおこなって建物単位で一斉におこなうことをお勧めします。
2.費用
サービス名 | 通常価格 |
かさ上げ台設置※ | 19,800円 |
排水洗浄 | 10,780円 |
かさ上げ台設置+排水洗浄 | 27,500円 |
※ 防水パンの形状や洗濯機上部の障害物により、かさ上げ台が設置できない場合があります。