マンション管理入門
管理組合の役員になったらマンション管理について学ぶ良い機会です。みなさんの管理組合運営や理事としての活動にぜひお役立てください。ほとんどの分譲マンションでは管理組合の役員は順番で回ってきます。マンション管理の質はこの役員の活動次第ですので、自分たちのマンションの未来を見据えて積極的に活動をおこなっていきましょう。ここでは管理組合の役員になったら必要になる管理の基礎知識について解説します。
理事になったらここから始めよう
管理組合の役員になるのはマンションを購入したすべての方の義務ともいえるもの。役員の順番が回ってきたら嫌がらずに積極的に理事会の運営に参加しましょう。
- 他の役員の方との連絡方法を確認する
- 自分たちのマンションを見てまわる
- 管理規約や使用細則を読みなおす
- 管理委託契約書の内容をチェックする
- 管理の良く起こるトラブルを確認する
管理組合の年間スケジュール
管理組合の役員に選ばれたら、具体的にどんな仕事をしたら良いのでしょうか?役員になったら、まずは一年間のスケジュール確認をおこないましょう。
年間スケジュール | |
4月 定期総会 | 10月 第6回定例理事会 |
5月 第1回定例理事会 | 11月 第7回定例理事会 |
6月 第2回定例理事会 | 12月 クリスマス会 |
7月 納涼祭の開催 | 01月 餅つき大会 |
8月 第4回定例理事会 | 02月 第8回定例理事会 |
9月 消防訓練の実施 | 03月 決算理事会 |
管理組合の長期計画
分譲マンションは現在では終の棲家としての住まい方のカタチになっています。そこで、マンションの資産価値を下げずに、長く住み続けるための「維持・管理」の長期計画の重要性が増しています。
管理コスト削減
毎年かかるランニングコストを削減することは、管理組合の運営にとって、とても重要なことです。特に3大コストといわれる「管理委託費」「共用部分の火災保険料」「電気料金」を削減することで、管理コストの適正化を図ることが可能です。